キマユムシクイ英名: Yellow-browed Warbler学名: Phylloscopus inornatus |
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解説写真の個体は成鳥。 日本では稀な旅鳥として、主に日本海側の島嶼部や南西諸島で少数が観察される。南西諸島ではごく一部の個体が越冬している。林縁部や農耕地などの比較的開けた場所でも見られる。地鳴きはメジロに似た「チュィー」という声。 愛媛県内では数例しか記録がない。中流域では2012年1月に初めて記録され、2017年5月にも記録された。鳴き声がメジロに似ており、体が小さく動きが素早いため、渡りや越冬個体が見逃されている可能性がある。類似種のカラフトムシクイは、頭央線が明瞭で腰に黄色部があることで区別できる。 最近になってキマユムシクイP. inornatusの隠蔽種としてP. humeiとP. mandelliiが認められた。これら3種は形態的特徴は酷似しているが、分布域や鳴き声などが異なっている。 |
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2012.1.7 かきつばた樋門付近 渡辺奈央 |
成鳥(同上) | ||
2012.1.7 | ||
かきつばた樋門付近 | ||
渡辺奈央 |