解説

写真の個体は雄第1回夏羽。

留鳥として本州の中部以北で繁殖し、本州中部以南では冬鳥。山地から平地の林縁や竹薮などの薄暗い場所を好み、明るい所には出てこない。地面にいることが多い。

中流域には本種が好むような環境がほとんどないため、稀。2005年4月18日に雄が2羽、サンパーク内で初めて記録された後、数回確認されているのみ。最近になって記録されたミヤマホオジロと同じく、サンパーク内の庭園が放置され適度に荒れた環境になったことが原因と考えられる。